認知症が引き起す問題

認知症と住まい

深刻な金銭問題

母は元気であったが、久々に母と話すと様子がおかしいと娘が気づいた。母は認知症と診断される。

娘は施設入所を検討するが、想定外に費用がかかり介護費用と老人ホーム入所資金の確保をするため自宅売却を検討するが、母名義の自宅を売却することはできなかった!家族は資金繰りに奔走され、在宅介護費用の捻出にも苦慮し借入れも検討することもありうるでしょう。

要介護になったらその時に考える危険

まだ大丈夫と言い残し本人は入院し介護施設へ入所した。

現金が足りなくなったら自宅の処分し現金を作ればよいと容易に考えておりました。しかし資産を現金化することができず、親族が借り入れし立て替え払いをした。金策に苦労する事例が発生しております。このことは共同住宅を含む空き家問題にも発展し多くの問題を引き起こしています。地域の住民との無用なトラブルも招き、相続が発生するまで放置する現状となっている。

判断能力があるうちに

家族や関係者と話し合いをし、今後の住まい方、暮らし方を話し合っておき、自宅がある場合は、その有効活用も60代から考える必要があるのではないでしょうか。